日米建築事情の違い


日本で工事を施工業者に依頼する場合、設計施工が一般的です。数社から見積りをとり、その中から妥当と思われる業者に仕事を依頼します。請け負った業者は図面作成から許認可の申請、施工まで全ておこないます。請負業者さえ決めてしまえば、一社で工事が完了してしまいます。
それに対して米国では日本のような設計施工をするような会社はありません。設計と施工は分離されており、又、それぞれの職種は専門業者化しています。米国にもジェネラルコントラクター(ゼネコン)会社はありますが、設計は設計会社がおこない、ゼネコンは職種に応じて専門業者を雇い工事を取りまとめます。工事職種の多い大規模な工事にはゼネコンを使うのが一般的ですが諸経費が高いのが難点です。少中規模程度の工事では施主がそれぞれの職種に応じたコントラクター(専門施工業者)を雇います。その方が経費が安いからです。